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ツボの正体

ツボ・経穴は身体の反応点

東洋医学では「気血」により身体のバランスを保つと考えます。気とはエネルギー、血とは体液のことです。気血の通り道は「経絡」と言い、経絡が交わるポイントを「経穴=ツボ」といいます。身体のバランスがくずれると経絡が滞ってしまうので、ツボに鍼や灸を施して気血の流れをスムーズにする治療の重要なポイントです。ツボは全身の各器官との関連性が高く、ある臓器にトラブルが起きると、対応するツボに疼痛やへこみなどの反応が現れます。

ツボには以下の3つの作用があります.

  • 局所部位に対する治療作用
  • 近隣部位に対する治療作用
  • 遠隔部位及び全身に対する治療作用

進化するツボ

2000 年以上の長い歴史があり、経絡とツボは実践と研究が繰り返されています。国によってツボの名称や位置に違いが生じていました。そのような背景の中、統合医療として認知され、ついに2006 年のWHO(世界保健機関)国際会議で361 穴に統一認証されました。

時代や考え方によってツボの数や理論は変化してきました。今後も新たに発見されて治療効果が認められるツボもあり、ツボの進化は現在も続いています。治療を行う鍼灸師は、ツボ(経穴)に対して深い認識を持ち、疾患治療に対してより良い経穴は何かを考える力が必要になってきます。

最後に、代表的なツボをご紹介しましょう。

  • 湧泉(ゆうせん)身体全体の疲れに有効。足の裏、第2 と第3 の指の骨の間で、少し窪んだところ。リフレクソロジーや足裏マッサージでおなじみです。
  • 合谷(ごうこく)頭痛や歯痛など、痛みがあるときに。親指と人差し指の水かきの間で骨に近い窪んだところ。
 
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