ここ数年、医療の世界では【EBM - evidence-based medicine】が話題です。
EBMとは臨床研究で検証された「科学的根拠に基づく医療」のことです病める患者にとって真に有効な方法を調査・分析して、治療をするためには科学的根拠が必要だからです。すなわち東西の医療を問わず、有資格者であれば誰しも再現できる客観的な治療体系が求められています。
今、鍼灸は伝承や経験による医術から、科学的根拠を持った医療技術へ変化しています。鍼灸治療を取り入れる大学病院や医療機関が広がり、統合医療時代を迎えています。ここでは、西洋医学の病院で行われている鍼灸治療をご紹介します。
中国の針麻酔をベースに、「刺さない針治療」という発想から発生した電気療法です。医科大学の麻酔科によって開発されたそうです。針を使わずツボ刺激ができるため、安心感・安全性・衛生面が認められています。疼痛治療がメインですが、ストレスの緩和やリハビリテーション分野にも広く使われています。
体内に刺し入れた鍼を電極として低周波の電気を流す治療法です。周波数を明らかにすることで、従来の鍼治療と比べて刺激の客観性・再現性ができる、科学性根拠のを高い鍼治療として注目されています。循環血流の改善、疼痛治療がメインですが、リハビリテーション、美容、スポーツ分野でも効果があります。